30代の独身女性、月収25万円。老後資金をどうしたらいいでしょうか?
ポールスターインターナショナルのスタッフです。
皆様から寄せられる個人のお金の悩みにお答えしております。今回の相談者は、30代の独身で、会社員の日本居住者の女性からです。
◇相談者
遠藤 奈津子さん(仮名)
会社員(正社員)/女性/35歳(後半)
賃貸/東京在住
◇家庭構成
独身一人暮らし(親は離れた場所に別で暮らしている)
◇相談内容
知人からご紹介を頂き、ご相談させて頂きたいです。今のところ彼氏もいなくて将来1人で過ごしていくかもしれないので、老後の資金を確保したいです。都内なので車は必要ないにしても家賃は高いし光熱費も高いです。毎月のお友達とのお食事等の機会もあり、資金を貯めようにもなかなか貯められずどうしたものか悩んでいます。海外旅行も1年に一度行くこともあります。海外を含めて良い方法や何かアドバイスを頂けるようでしたらお願い致します。
◇収支のバランスデータ
収入
・月収:25万円(手取り)
・ボーナス:22万円(年間手取り)
月間収入:25万円
支出
・家賃:9万5,000円
・食費:3万円
・電気・ガス・水道代:1万円
・通信費:1万円
・交際費:3万円
・保険料:1万円
月間支出:18万5,000円
預貯金・資産運用
・普通預金:150万円
・定期預金:100万円
合計:250万円
(食費3万円の内訳)
食材については、スーパーで値段を気にしながら1週間に1回まとめて買い物をしていいる。購入後は、比較的長持ちする冷凍保存。料理を作るのは好きで基本は家で自分で作って食べている。チラシを見てスーパーでセール時に長持ちするものはまとめて購入もしている。
(収入について)
一般的な事務員。OL。事務員としては比較的高い水準。一般的に定年は60歳~65歳までとされていますが、事務員として60歳まで勤務させてもらえるかどうかは不明。残業はなく18時に定時で終業。
【ファイナンシャルプランナーの資格をもつスタッフからのアドバイスは3つ】
1、家計管理はきちんとされている方だと思います。将来の資産を増やしていくためには、効率の良い運用はすべきです。
2、収入と支出バランスを見ると、少し余裕がありますが、食費はもう少し抑えることができるかもしれません。
3、今後、不動産については購入するか、賃貸のままでよいのかを選択していく必要があります。
☆総合アドバイス
収入支出のバランスは、6万円ほど余裕があります。老後資金の確保をするためには、今からでも無理をせずにコツコツ積立をしていく必要があります。
仮に3万円の積立を10年間継続した場合は、360万円になります。ただしそのお金を定期に入れても増えません。なくなっても良いお金ではありませんので、安全に資産を増やしていく手段を実行していくのが良いと思います。
ただし、預貯金は比較的少ないので、少し現金としても残しておきながら定期的にコツコツ時間を味方に積立をする方が奈津子さんのライフプランにはあっていると思います。
現状からは、仮想通貨等の高いリスクの投資はしないほうが良いでしょう。
家計のお悩みやご相談はお気軽に、こちらからどうぞ。
2018年2月13日