香港への進出企業数、日系がトップ
金曜日のブログ担当 ヤス です。
本日の日刊香港ポストに興味深い記事が出ていましたので御紹介です。
■香港の外資系企業数、日系企業がトップに
香港投資推広署（インベスト香港）の調査で、２０１３年６月１日までに香港に進出した中国本土と台湾を含む香港域外の外資系企業の数が過去最高に達したことがわかった。１０月２４日付香港各紙によると、その数は前年同期比２．７％増の７４４９社。国別では前年比１４％増の１３８９社で日本がトップにおどりでており、次点が米国の１３３９社、３位が中国本土の９０１社となっている。業種別では「貿易・卸・小売り」が圧倒的で４５．８％を占め、以下「専門・商用・教育サービス」（１７．９％）、「金融・銀行業」（１６．４％）という結果に。ちなみに外資系企業の就業人員数は全体で３８万５０００人だが、中小・零細企業が大半で、社員数が２０～４９人の企業が１１４１社、社員数２０人未満の企業は５１０９社にも上っている。
<日刊香港ポストより>
業種別では、貿易、卸が圧倒的となっているのは、古くからの貿易の街香港ならではといった感も残っている？
中国本土へのアクセスとしても、まだまだ根強さが？
様々理由は有るでしょうが、やはり世界有数の金融都市というインフラ基盤に加え、率の低さが大きいのではないでしょうか？
日本では、外資系企業の進出に弾みを！！
と法人税率を引き下げるといった話も出ている様ですが、巨大な中国本土マーケットへのアクセスのよさ、法人税率は日本よりはるかに低く、、、、
となれば、日系企業だけでなく、欧米企業もアジアの拠点にと香港へ進出、これからもしばらく加速していきそうですね。
まだまだ香港から目が離せません。
2013年10月25日
