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HSBC香港

人民元、世界第8位の主要取引通貨へ

金曜日のブログ担当 ヤス です。

 

今日の日刊香港ポストに、香港人の人民元預金建て預金をする割合をHSBCの調査結果として掲載していましたのでご紹介します。

 

■HSBC調査、市民の45%が人民元預金

人民元を預金する香港市民の割合が拡大していることが香港上海銀行(HSBC)の調査で分かった。10月10日付『信報』『星島日報』などによると、HSBCは第2四半期に1300人を対象に資産調査を実施。

流動資産のうち現金は60%、投資に回しているのは40%で、投資に対しては慎重な姿勢が浮かび上がった。投資として人民元を預金している人は45%を占め、2011年調査時の36%より拡大した。一部市民は人民元預金をインフレ対策としているほか、今後は人民元の使用範囲が拡大するため、預金者はさらに拡大するとみられる。また32%が人民元関連の金融商品への投資に関心があると答えた。一方、スタンダード・チャータード銀行は9日、9月25日に続いて再び人民元の預金金利を引き下げた。

金利は3カ月が2.35%、6カ月が3%、12カ月が2.65%となった。

<日刊香港ポストより抜粋>

 

記事の中にあった人民元の使用範囲の拡大というところを統計で見てみると国際銀行間通信協会(SWIFT)が10月8日に発表した統計では、世界第8位の主要取引通貨に位置している。ちなみに今年の7月の統計では11位となっており、範囲が、また規模が拡大しているのは間違いなさそうですね。

 

外国籍(香港非居住者)の方でも、香港内の主要銀行では、銀行口座開設、人民元建ての預金が可能です。中国本土での預金と比べ、お金の出し入れの自由度の高い香港で、口座開設、人民元預金の検討してみる価値はありそうですね。

 

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2013年10月11日