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国慶節と旅行… その後

混雑する連休中の上海浦東。600万人が訪れた上海。

こんにちは、水曜日ですが、月曜日担当のヒロです。
本日はみっちーの代打です。

 

国慶節も終わり、急にさわやかな秋らしい気候となりました。湿度はかなり低く、気温も30度前後、香港に訪れるのに一番良いシーズンではないでしょうか。

 

さて、その国慶節の人々の大移動に際し、『旅遊法』が中国本土で施行となりました。

 

中国国内では鉄道利用者は過去最高の7,000万人、道路と水路ではなんと6億1,500万人の移動がこの期間中にあったそうです。想像できない数字ですね。その法律の影響、果たして香港にはあったのか、という続編です。

 

8日付の各香港の新聞の情報だと、ツアー客は大幅に減少。ツアーを担当するガイドさんには影響があったようです。しかし、ツアーではない個人旅行者は実は大幅増。香港政府観光局(HKTB)の発表だと、前年同期より17%増加。

 

香港ディズニーランドも法律の影響はなし、と発表(星島日報)。大多数の方が個人旅行者でスムーズに…とのこと。他はどうだったかというと、小売業には大幅なプラスが…。大幅増加の理由は、深セン在住者の香港への増加だそうです。

 

なんと、43%増加で本土旅行者の27%を占めたそうです。新法の施行前は様々な、小売業が打撃を受けるのでは…と騒がれましたが、九龍の觀塘にあるapmなど新基鴻集団傘下の12カ所のショッピングモールの総売り上げは、なんと同17%増加と予想に反して盛況だったそうです。

 

意外な結果で、香港の小売業界は一安心、といったところでしょうか。

 

香港に来た本土からの旅行者のマナーは向上しつつある、との指摘もありますが、職場の同僚の反応は、??という感じでした。中国人 対 香港人の対立は根が深そうです…。 (香港ポスト、中国評論新聞網等の情報も参照)

2013年10月9日