【HSBC香港】氏名変更手続きについて
氏名変更は必要なの?
結婚や離婚、養子縁組などで、姓が変わることがありますね。
日本でも、銀行口座やクレジットカード会社や保険会社など氏名変更の手続きが必要ですね。
HSBCも例外ではありません。忘れずに手続きをしましょう。
姓が変わった場合、どうしたらいいのでしょうか?
パスポートも新しく取得し、パスポートの名前と銀行口座の名前が違うとなれば、問題が出てきますよね。
それに、パスポートは新しく発行されると、旧パスポートとは番号が変ってしまいます。
外務省のサイトによると、『パスポートの真正性及び信頼性を維持するためパスポート毎に固有の番号を使用することが国際民間航空機関(ICAO)の国際標準で強く推奨されており、当然、我が国もそれに従っているためです。』だそうです。
HSBCに登録されている身分証番号と名前が変わってしまっているということになります。
旧姓のままにしておくと、何かあった時にすぐに対処できなかったりするなど、いざという時に困ってしまうこともあるので、早めに更新することをお勧めします。
変更手続きはどうしたらいいの?
銀行で変更手続きが必要になります。
銀行が、旧姓と新姓の人物が同一人物であることがわかる必要があります。
そのため、同一人物であるという公的な証明書を持参し、変更手続きを行います。
新姓で新しく口座を開設後に、旧姓口座を閉じるという方法もありますが、新しく口座を開くとなると、英語力はもちろんのこと、今まで使えていたものが、また一から設定するとなると少々面倒ですよね。口座を既に持っていても、非居住者の新規口座開設はかなり難しいですし、身分証番号と名前以外は、同じ情報の口座があれば、銀行に疑われて開設出来ないなんて可能性もあるかもしれません。
旧姓から新姓への公的書類については、銀行が認める証明書が必要となります。
日本で準備が必要な書類、香港で準備が必要な書類がありますが、それほど難しいものではありません。
変更手続きの日数と手数料は?
香港での手続きは1日あれば、大丈夫です。
書類に不備があれば、変更出来ないということになるかもしれませんので、事前準備は大事です。
氏名変更以外にも、口座に問題があれば、対処しましょう。
銀行の手数料は無料ですよ。
注意点
身分証の更新は、名義人本人が、銀行に来て手続きをしなければならず、香港へ渡航する必要があります。
パスポートを更新したので、変更したいというご依頼をよくいただきますが、残念ながら、本人しか変更出来ません。
パスポートのサインを変更した場合は、銀行口座のサインも変更した方が良いかもしれませんね。変更しない場合は、口座サインは旧姓でしているとしっかり覚えておきましょう。
住所も変更していれば、一緒に住所変更もお忘れなく。
パスポートの紛失や、更新で番号が変っている場合も、早めに更新手続きを行いましょう。
ポール先生のHSBC香港ガイド
『HSBCの氏名変更手続きについて』