1. HOME
  2. ブログ
  3. Official Blog
  4. 日本のアニメの祭典「C3日本動玩博覧2014」3月香港にて開催

Official Blog

オフィシャルブログ

Official Blog

日本のアニメの祭典「C3日本動玩博覧2014」3月香港にて開催

本日ブログ担当のヒロです。日本でも大雪とのことですが、香港に、真冬がようやくやってきました。
この1週間は寒くなりそうです。

 

今日の話題は日本と香港の関係性で、切っても切れないソフトコンテンツ関連の話題です。日本のアニメキャラクターの祭典「C3日本動玩博覧2014(C3 in Hong Kong 2014」が3月14日から16日まで香港の灣仔にあるコンベンションセンターにて開催されます。C3の意味ですが、Characters、Culture、Contentsからきているそうです。日本では毎年夏に開催されているそうです。

 

さて、香港での日本のソフトコンテンツの人気はどれくらいか、といいますと…それはそれは、ここまで愛されているのか、と感心するほどです。

 

2004年のデータですがJETROさんの資料によると、香港の地上波、TVB(無線電視台)とATV(亜州TV)の広東語放送枠の番組の中でなんと7.4%も占めていたそうです。現在はデジタル放送になり、日本の番組は主にTVBのJ2(ポップカルチャー・ドラマなど)チャンネルで多く見ることができます。

 

面白いのですが、私と同世代の香港人の友人は、ほとんど同じアニメ、日本のドラマを見て成長しています。香港人なのに、日本のドラマの話、アニメの話で盛り上がれるなんて、少し驚きですがそれほど浸透しています。学校が終わって某日本のアニメを見るために、みんな走って家まで帰った、なんて話を聞きました。最近のドラマでは半沢直樹でしょうか?日本大好きの人たちが盛り上がって、そこからさらに多くの香港の方に広がっていく、というようなイメージに近い感じでしょうか。

 

香港のテレビアニメの90%以上は日本のアニメだという声も聞くほどです。その影響力ですが、ドラマをはじめ、音楽などの含め、現在はどうかというと、やはり以前に比べて落ちている、と私の周りの友人も言っています。80~90年代、多くの日本の音楽が広東語に翻訳され流ていたそうです。地元のカラオケ屋さん、数はもちろんそんなにないのですが、日本の音楽もほどほどあって、古い日本の歌を歌うと広東語の大合唱…なんてこともあります。

 

しかし、まだまだ日本のキャラクター関連は圧倒的な強さです。

京劇の衣装を着たHello Kitty

香港のメジャーなコンビニは、セブンイレブンさんとOK便利店(サークルK)ですが、どちらかでキャラクターもののイベントを実施すると、大体両方のチェーン店で挙ってされるようで、キャラクターもの、本当に香港の皆さんは大好きのようです。昨年にはくまもんグッズショップも期間限定でオープンしたそうですが、早々に売り切れとなったようです。旧正月の飾りつけでも日本のキャラクターがたびたび登場するなど、ここまで浸透しているエリアはそうそうないように思います。

そんな香港、日本のものばかりではなく、キャラクター好きな地域性もありMade in Hong Kongのキャラクターも生まれてます。少しご紹介します。


日本でもアニメが公開されたことのある豚のキャラクターのMcDull(マクダル…キャップをかぶっている方)です。漢字だと麦児、広東語発音になると”マットウ”なんですが、実は本当の意味は漢字で書くと、”猪児(チュウトウ)”となり、香港の放送禁止用語、Stupidの意味、になるそうです。You Tubeでも多くみられるので、興味のあるかたは是非検索してみてください。マクダルですが、無邪気ないまどきの子供なんですが、時々かなりブラックなネタもありです。
McDulのサイトはこちら

 

香港の市場などぜひ足を運んでいただければ、と思います。視察ツアーなどのご相談もポールスターでは受付をしております。
お問い合わせはこちら!

 

3月から開催の日本動玩博覧2014の詳しい内容は下記をご参照ください。

C3日本動玩博覧2014のサイトはこちらから

2014年2月10日