香港の不動産事情
金曜日ブログ担当のヤスです。
香港の不動産事情に関してこんな記事が出てました。
香港の商住物件の賃料負担、世界でも最高
不動産コンサルタントの第一太平戴維斯(サヴィルス)が、今年上半期の世界14都市における住宅・オフィスを含むすべての不動産の平均賃貸コストを順位付けし発表した。
9月26日付香港各紙によると、
香港 162万5000米ドル (前期比で1%下げたものの、2008年以来連続で首位をキープ。)
ニューヨーク 155万3000米ドル
ロンドン 153万3000米ドル
パリ 140万米ドル
東京 108万9000米ドル
シンガポール 100万5000米ドル と続く。
これは不動産コストの負担が大きく競争力が劣ることを意味している。
サヴィルス社が提唱する、1人当たりのGNPと平均所得との比較による費用対効果「バリュー・フォー・マネー(金額に見合う価値)」では1位はライバルとも言えるシンガポールで、香港は9位と大きく引き離されている。
<香港ポストより>
ちなみに、今年最高額の商業物件の賃貸契約はプラダのフラッグシップショップで、銅鑼湾(コーズウェイベイ)の時代広場向かい側で、1・2階の店舗スペースと階上のオフィスの一部、総面積は約1万5000平方フィート。
なんと、賃貸料は月900万ドル。(1HKD=約13円、1平方フィート当たり約600ドル。)
香港のポテンシャルの高さ?
押し寄せる中国本土からのお客さんの購買力を見越しての出店?
本土客への購買に規制が掛かり、上海の脅威を香港の大富豪が言及して慌てる香港商業界ですが
まだまだ香港から目が離せませんよ。
2013年9月27日