香港で人気の出前一丁。種類も驚くほど豊富です。

1月なのに暖かい香港、本日ブログ担当のヒロです。
香港で日本の人気について書かせてきていただいてきていますが、その代名詞でもある出前一丁についてどれくらいすさまじのか、ということを書かせていただきます。

出前一丁は世界初のインスタント麺を作った日清食品さんのインスタント麺で、もちろん日本発のブランドです。
ここ香港では、即席めん=出前一丁であり、その最高ブランド=出前一丁です。
香港式レストランの「茶餐廳（チャーチャンテーン）」に必ずこの即席めんを使ったちょっとB級グルメのメニューがあるのすが、出前一丁を使ったメニューと香港ブランドの公仔麺、正直食感等ではわからないのですが、なんと出前一丁を使っているメニューの方が20～30％も高かったりする。
何で？と聞いても”だって、出前一丁（チャッチンヤッテーン）だから”といわれて、言い返すすべなく…という程、香港庶民に侵透している出前一丁。

ちなみに、毎回日本に帰るとき、MADE IN JAPAN　の出前一丁を必ず香港に買って帰ります。香港人の皆さんのお土産に喜ばれたりしますが、唯一の弱点、日本の出前一丁は醤油味くらいしかない、と香港の友人…日清の方、中国圏の方向けに何パターンかお土産を作ってというのが個人的な切なる願い。

そんな香港での人気を受けて、なんと香港に日清さん、出前一丁の工場を新設するとのこと！
（朝日新聞WEBから）
これは凄い！香港人喜びますが、日本製造ではないのか、とも詰め寄られる可能性もあるので、一工夫お願いしたいところです。ですが、日清さんとしては、香港製=安全というイメージが中国本土の方々にはあるので、出前一丁を中国で拡大！という思惑があるそうです。

ものすごい種類が香港では発売されている出前一丁、香港に来られた日本の皆さんはスーパーで香港の出前一丁を買ってかえりお土にされても面白いと思います。私は毎回家族にもってかえりますが、異国の地でも日本ブランドが愛されていることに感銘を受けていました。しかも本場の中華めん以上に愛されている、という事実。日本人としてはなんだかうれしく思えます。

親日都市である香港、アジア拠点に活用されるなどされる企業様は後を絶たず、です。視察ツアーなどで実際はどうなのかなど肌で感じていただけますので、ご興味のある方はぜひご相談ください。

2014年1月8日