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HSBC香港

人民元、足りてますか?

先月の中国本土における信用収縮から、資金不足を補う為、オフショア人民元預金を取り崩して資金を本土に戻した企業が相次ぎ、人民元を確保したい香港にある銀行が続々と人民元預金の金利を引き上げている。
ってサウスチャイナモーニングポストに出てました。確か今月9日の事です。

 

もれなく香港ポストにも記事が出ていたのでご紹介。
以下抜粋

 

中銀と建設銀、人民元預金金利を引き上げ

中国銀行(香港)と中国建設銀行(香港)は7月22日、人民元の定期預金金利を引き上げた。23日付香港各紙によると、中銀香港は同日から31日までの優遇プランを発表。50万元以下の場合が3カ月2.4%、6カ月2.55%、12カ月2.75%、50万元以上または同行に給与受け取り口座を開設している場合は3カ月2.45%、6カ月2.6%、12カ月2.8%。取り扱いは新たな資金で2万元から、既存の資金では5万元からとなる。建設銀は10万元以上の6カ月定期について、「貴賓理財」または同行に給与受け取り口座を開設している顧客が5.28%に、「智選理財」の顧客は4.08%に引き上げた。

でも、上の記事が出る一週間前には同じく香港ポストに

 

以下、香港ポストより抜粋

 

HSBC、人民元の預金金利を引き下げ

香港上海銀行(HSBC)は7月15日、人民元の預金金利を引き下げた。
16日付香港各紙によると、HSBCは人民元の3カ月定期の金利を2.4%から2.2%に引き下げた(2万元から)。人民元預金の金利を引き上げる銀行が相次いでいるのに逆行する動きで、他の銀行が3%以上の金利を打ち出す中で金利差が開いている。中信銀行(国際)は15日、最初の3カ月は3%、次の3カ月は3.5%となる預金プラン(10万元から)を打ち出している。一方、台湾の中央銀行は6月末現在の人民元の預金状況を発表。
外為指定銀行では408億3400万元、国際金融業務支店では303億6400万元で、合わせて前月比7.4%増の711億9800万元となる。年内には1000億~1500億元に達する見込みだ。

上げるとこあり、下げるとこあり、まだしばらく人民元熱は続きそうですね。

2013年7月26日