香港の中環・金鐘のオフィス賃料の値下がり
月曜日担当のヒロです。
昨夜から今朝にかけ、香港に台風（天兎）が直撃し、香港は昨日から大混乱。
中秋の名月にちなんで天兎（…ちなみに英語名 USAGI）、秋だなーと名前から季節を感じた今日この頃ですが、香港国際空港は閉鎖、離島間をつなぐフェリーなども停止し、警報はシグナル8が出て、街は朝から混乱気味でした。シグナル8が出てしまうと、お店など閉店、会社員等は自宅待機の状態に。シグナル8の解除とともに、一斉にビジネスマンがオフィス街に仕事へといそいそと向かい、いつも以上に混雑をした朝でした。
さて、その香港のオフィス街の家賃は世界一！と8月末にブログの記事紹介をヤスさんがしてくれましたが、その家賃、やはりお安くなっているようです。香港ポストさんからの情報です。
不動産コンサルタントの戴徳梁行（ＤＴＺ）が、セントラル（中環）とアドミラルティー（金鐘）のオフィスの平均賃貸料が今年通年で４％程度下落するとの見通しとのことです。９月１８日付香港各紙によると、ＤＴＺでは同地区の空室率が上昇傾向にあることを指摘、第２四半期に１１万４０００平方フィートだったオフィスの空き面積が第３四半期には１９万２０００平方フィートに増加、空室率は６．６％まで上昇しているそうです。同地区の空室率上昇の主な原因としてオフィス需要の減退と金融関連企業の他地区への移転が挙げられているが、ＤＴＺの陶汝鴻・総経理は「ＩＴ関連や通信会社の需要は堅調です。予測されている米国の金融緩和縮小はすでに折り込み済み」と今後の同地区の賃料下落はさほど大きくはないと分析しているそうです。
「通年での下落は否めないが、４％程度で落ち着くのではないか」とのことでした。
空き物件も珍しくでてきているようです。アジアの中心香港へ進出、視察ツアー等を弊社では実施しております。ぜひこの機会に、香港へ足をの延ばされてはいかがですか？
2013年9月23日
