日本のアクサと香港など海外オフショアのAXA(安盛)は別物!契約条件や保険内容が違う理由とは?
日本でも有名なアクサ生命保険株式会社、いわゆる外資系の保険会社です。
日本だけでなく世界中に1億人を超えるクライアントがいる保険会社となっており、ロンドンにある世界最大のブランディング専門会社インターブランド社の調査によると、2009年から連続して世界No.1保険ブランドの地位を築います。
日本に住んでいて日本のアクサで契約している人は「世界のアクサの保険商品を契約している!」と思っているかもしれませんが、残念ながら日本で契約できるアクサの商品は世界のAXAとは別バージョンとなっています。
日本で金融商品を販売するには、日本の金融庁に認可・登録をしなくてはなりません。
英訳や日本特有の広告宣伝費などでコストがかかるので、世界のAXAとは異なる商品形態となっています。
言ってしまえば、世界のAXAよりも保険料が高いのです。
世界のAXAと比較して日本のアクサの保険料が高くなる理由は、実際に必要な経費の問題だけではありません。
アクサに限らず、日本で販売されている生命保険は、世界で販売されている生命保険と比較して格段に保険料が高いです。
そのベースに合わせてしまえばいいので、わざわざ世界標準にする必要もありません。
おそらく、世界的な生命保険の基準に合わせたら金融庁から指導が入るのではないでしょうか?
内資系生命保険会社を破綻させてしまう可能性がありますからね。
このように書くと、日本のアクサではなく世界のAXAの生命保険に加入したい!と考える人が出てくると思います。
日本から近いオフショア市場である香港にはAXAがあります。
漢字で表記すると「安盛」。
「安く」「安全」「安心」といったイメージを持てる漢字です。
ですが、決して数字を大きく盛っている訳ではなく、香港AXAが提供する生命保険は実際に日本のアクサよりも安価な商品となっています。
しかし、残念ながら所持しているパスポートが日本のもので、居住地が日本であると、香港のAXA(安盛)で契約する事はできません。
日本の金融庁に登録しているアクサで契約しなくてはならないのです。
日本で登録・販売しているアクサの商品があるので、香港AXA(安盛)で受け入れる訳にはいかないのでしょう。
(アクサではない生命保険会社で、契約できる商品はあります。)
海外移住していたり、仕事で海外に駐在していて海外に住所を持っている人は香港AXAの商品を契約できる可能性があります。
それでも契約条件はありますが、海外居住者で香港AXA(安盛)に興味がある方は、お問い合わせください。
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2018年11月19日